2006年07月16日

第7回 資産維持投資法2 リスク・リターンの関係

インフレによる目減りを避けるにはどうすれば良いでしょうか。そこで目を付けたのが、リスク・リターンの関係です。

リスク・リターンの関係

資産の種類には、大まかに預金、債券、株式、不動産、商品(資源)があります。各資産のリスク・リターンの関係は、過去このようになっていました。

金融用語のリスクとは、不確実性のことです。そして、その大部分を占めるのは、価格変動の不確実性です。大雑把に言えば、ローリスク=価格変動幅が小さい、ハイリスク=価格変動幅が大きい、ということです。

長い目でみた場合、図1のように、ローリスク=ローリターン、ハイリスク=ハイリターンと、リスクに比例してリターンは上がっています。もちろんこれには例外はありますが、平均でいうとリスクが高いほどリターンも高くなる傾向にあります。

歴史を紐解くと、過去においては表1のように、リスクの低めな債券はかろうじて、そしてリスクの高い株式、不動産、商品は着実にインフレ率を上回ってきました。

図2および表2は、過去15年間の実際の価格推移です。債券が意外と健闘していたり、現在進行形でプチバブルが進行している不動産のリターンが飛び抜けて高かったりと、少々参考にしづらい面もあるのですが、紆余曲折はありながらも、全体としては右肩上がりに上がっていることが確認できると思います。

どうやら、高いリスクのある資産に投資すれば、高い(インフレ率を上回る)リターンを狙えそうだ、ということがわかると思います。

リスクの高い資産は、長期的にはリターンも高い

※リターンの数字は、いずれも税金や手数料を考慮していない段階のものです。投資信託を使う場合、年2%程度のコストが掛かります。コストはそのままリターンを押し下げます。

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