2006年07月17日

第9回 資産維持投資法4 もっとシンプルに

前回、価格変動リスクを抑えるためには分散と時間が効果があるとお話しました。しかし、世界の各資産に分散投資するとなると、4つの種類の投資信託を買わねばならず面倒です。できることなら1つに絞りたい。

そこでどれか1つを選ぶとしたら、私なら株式をお勧めします。理由は、他資産と比べて遜色ないリターンの高さ。そして、バリューアプローチによって+αのリターンが狙えるからです。

ここではバリューアプローチとは何ぞや、という説明は省略させて頂きますが、とにかくそういうものがあるのです。実は他の資産でもバリューアプローチは可能なのですが、株式以外の資産は対象品目が少なく他者との差が出にくい、投資信託の種類が少なく良い投資信託も少ない、という問題があります。

ということで、難しいことをばっさり省略しているため何が何やら良くわかってもらえないでしょうが、とにかく1つに絞るなら株式が無難だということです。

ただし、株式1つに絞るということは、分散の効果が減るということになります。つまり、価格変動がある程度激しくなるということです。この問題をクリアするためには、前回お話した"時間"に頼るほかありません。株式1つに絞る場合は、他の資産に分散する場合よりも長い時間が必要になります。最低でも10年程度の期間は欲しいところです。若ければ若いほど、株式だけでも大丈夫、歳を取れば歳を取るほど、株式以外にも分散したほうが無難です。

・シンプルにするなら株式だけに
・株式だけなら最低でも10年の期間が必要

コメント

いつも拝読しております。
私はものぐさ投資を実践する者ですが、1つ疑問があります。
本文では、「バリューアプローチによって+αのリターンが狙える」とありますが、第11回ものぐさ投資に向く投資信託では、インデックスファンドがすすめられています。
インデックスファンドではバリューアプローチができないと思うのですが、どうでしょうか。

(この投稿は2回目です。1回目に投稿したとき「確認」ボタンをクリックしたのですが、「投稿」ボタンをクリックしないとようさんへ届かないのではと思い、2回目の投稿をしました。確認と投稿の違いは何ですか?)

  •   チヒロ
  • 2007年05月14日 14:29

低コスト重視でインデックスファンドのほうが好きな人もいるかと思い、バリューアプローチのアクティブファンドと、インデックスファンドの両方を取り上げています。個人的には、株式に関してはバリューアプローチのアクティブファンドのほうが、長期的にはインデックスファンドを上回るとは思っています。が、アクティブファンドはバリューアプローチであろうとファンドマネジャーの力量に結果が左右されますので、そういうのが好きでない人はインデックスファンドを選ばれても良いのではないかと思います。

確認ボタンと投稿ボタンの違いですが、確認ボタンは書いた内容を自分で確認してみたい時に使うボタンです。投稿ボタンを押さないと投稿されません。

…と思ったら、プログラムが変みたいですね(汗)。あれ、何で確認ボタンを押しても確認画面がちゃんと出ないんだろう。今現在、確認ボタンを押して出る”受け付けました”という文言は嘘なのでご注意を。ってここに書いてもわかりにくいですねぇ…。

  •   よう
  • 2007年05月14日 17:56

ありがとうございました。
コツコツとものぐさ投資を続けたいと思います。
最近はS&P500などの海外ETFがネット証券で購入できるようになり、格安の信託報酬で世界株インデックスが作れるので、アクティブかインデックスか悩んでおりました。
アクティブの信託報酬が下がるとよいのですが。

  •   チヒロ
  • 2007年05月16日 15:37

どういたしまして。確かに、今は楽天証券で

iShares S&P 500 Index Fund (IVV)
iShares MSCI EAFE Index Fund(EFA)
iShares MSCI Emerging Markets Index Fund(EEM)

を適当な比率で混ぜればできるんですよね。総合計の信託報酬は0.3%くらいかな?買付手数料は、金額が少ないと売買手数料+為替手数料で何だかんだで1%くらい掛かってしまいますが。

年末にはこういうのも更新しないといけないですね…。

  •   よう
  • 2007年05月16日 17:27

コメントする

コメントする
(HTMLタグは使用できません)
ブラウザに投稿者情報を登録しますか?(Cookieを使用します。次回書き込み時に便利です。)
  •  
  •  

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL