2000年06月11日

アプリケーションパッケージソフト開発会社研究

 プログラマなのにソフト株で2連敗(--;)を喫したのをきっかけにソフト会社の勉強をしてみることにしました。まずはアプリケーションパッケージソフト開発会社です。

表1 業績データ

コード
会社名
売上
来売上
営業
経常
利益
一株益
自率
4716
日本オラ
64,000
73,000
19,000
19,000
10,500
123
72.8
4686
ジャスト
16,000
16,500
-1,800
-2,100
-1,500
-48
47.5
4733
OBC
13,000
16,500
6,000
6,000
3,420
170
59.5
9698
クレオ
9,200
9,700
930
920
230
40
68.9
4704
トレンド
9,000
11,000
2,600
2,700
1,500
23
64.3
9629
PCA
5,570
6,400
1,550
1,540
780
130
90.3

※売上~利益までの単位は百万。
※業績データは2000年3月期予想を、来期売上は2001年3月期予想を使用

 まずは表1に売上高順にソートした各社の業績をまとめてみました。上場企業では日本オラクルが売上高、利益ともにダントツでトップ。トレンドマイクロは知名度とは裏腹に意外と売上高が少ないのですね。

表2 指標データ

コード
会社名
営業利率 売上成率 PER PBR ROE 株価
4716
日本オラ
29.70%
14.10%
650.2
150.56
23.20%
80,100
4686
ジャスト
-11.30%
3.10%
-121.6
10
-8.20%
5,850
4733
OBC
46.20%
26.90%
250.7
93
37.10%
42,500
9698
クレオ
10.10%
5.40%
31.4
1.27
4.00%
1,270
4704
トレンド
28.90%
22.20%
740.3
70.66
9.50%
17,100
9629
PCA
27.80%
14.90%
28.5
2.94
10.30%
3,710
平均
 
21.9%
14.40%
340.2
54.7
12.7%

※株価は5月2日時点の終値を使用

まとめ ~高利益体質~

 赤字のジャストシステムを除く5社が営業利益率10%以上。さらにクレオを除く4社は営業利益率25%以上、期待成長率10%以上の超優良企業。6社平均でも営業利益は21.9%にもなります。パッケージソフトとして広く販売できるだけの技術力、強みがあり、自社開発製品なので利幅が多いのがこの結果に結びついているようです。

日本オラクル

データベース管理ソフトで世界・国内首位。データベースは何かにつけて必要になってきますので、いわばソフトの肝を握っている会社です。

ジャストシステム

ワープロソフト「一太郎」で有名。マイクロソフトの「ワード」にこてんぱんにやられてから迷走中。検索ソフト、MP3ソフトなどで再建を目指している最中です。

OBC

中小企業向け会計ソフト「勘定奉行」など、奉行シリーズで急成長。今後は大企業向けも視野に入れていくそうです。

クレオ

毛筆ワープロソフトで首位。人事・給与・会計の業務ソフト「CBMS」を中堅企業向けに積極営業。

トレンドマイクロ

ウイルスワクチンソフト「ウイルスバスター」を作っています。インターネットの普及によりウイルスソフトの需要は拡大。

PCA

中小企業向け会計ソフトで先駆。OBCをライバル視していて追い付け追い越せでがんばっている会社です。

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