2001年02月24日
関西メンテナンス(4730)
| 推奨年月日 | 目標株価 | 期間 |
|---|---|---|
| 2001/02/24 | 984 | 5年以内 |
| 2000/12/17 | 1600 | 10年以内 |
| 2000/12/12 | 1400 | 10年以内 |
概要
京都、滋賀に展開している、総合ビル管理、マンション管理、設備工事を手掛けている会社である。
総合ビル管理が一番比率が高く、また利益率も高い。利益率の高さはマンション管理もさほど変わらず、この2つが事業の柱である。一方、設備工事は営業利益率1%にも満たず、お荷物状態である。
現在、官公庁の占める割合が42.4%と高く、この比率は引き下げてゆく方針である。
阪神地区への拡大を目指しており、豊富な資金でM&Aを行い進出するものと思われる。
表1 連結業績予想
| 決算年 | 売上高 | 営業 | 経常 | 当期 |
|---|---|---|---|---|
| 1999.3 | 6554 | 1180 | 1284 | 659 |
| 2000.3 | 6479 | 1281 | 1433 | 873 |
| 2001.3予 | 6500 | 1170 | 1200 | 700 |
| 2002.3予 | 6500 | 1200 | 1200 | 600 |
| 2003.3予 | 6500 | 1200 | 1200 | 600 |
| 2004.3予 | 6500 | 1200 | 1200 | 600 |
| 2005.3予 | 6500 | 1200 | 1200 | 600 |
表2 指標
(株価525円使用)(評価:◎○▲△×)
| 指標 | 値 | 評価 |
|---|---|---|
| 配当利回り | 3.8% | ◎ |
| PER | 4.5倍 | ◎ |
| PSR | 0.61倍 | ▲ |
| PBR | 0.55倍 | ◎ |
| WCR | 1.13倍 | ○ |
| ROE | 12.3% | ○ |
| ROA | 9.9% | ○ |
| ROI | 20.1% | ○ |
| PCFR | 5.2倍 | ◎ |
| EV/EBITDA | 1.6倍 | ◎ |
| PER×PBR | 2.5 | ◎ |
| ネフ式期待収益率 | 174% | ◎ |
| 売上高粗利益率 | 26.7% | ○ |
| 売上純利益率 | 13.5% | ○ |
| 固定棚卸純利益率 | 23.7% | ◎ |
| 売上高成長率 | -1.1% | × |
| 営業利益成長率 | 8.6% | ○ |
| 株主資本比率 | 81.0% | ◎ |
| 有利子負債比率 | 0.0% | ◎ |
| 流動比率 | 371.9% | ◎ |
| 当座比率 | 282.8% | ◎ |
| 固定比率 | 51.1% | ◎ |
| 固定長期適合比率 | 0.511 | ◎ |
| 総資本回転率(月/回転) | 16.3ヶ月 | × |
| 固定資産回転率(月/回転) | 6.7ヶ月 | ▲ |
| 受取勘定回転率(月/回転) | 1.4ヶ月 | ◎ |
表3 総合判断
| 株価水準 | ★★★★★ |
|---|---|
| 成長力 | ★★☆☆☆ |
| 財務 | ★★★★★ |
| 安全性 | ★★★★☆ |
結論
経営陣はある程度の慎重さを持っている。ゴルフ会員権を所有していない、もしくは所有していても貸借対照表に載せないほど微々たる額であることがその証拠。大体金あまりだった会社はバブル期にのせられて買って、それを未だに塩付けにしているものだが、それがない。
財務に関してはすこぶる健全である。倒産の心配はまず無いだろう。問題は、成長力。官公庁へのビルメンテナンスは現在厳しい状況下にあるようで、成長はまず見込めない。成長するとしたら、余っているお金でのM&Aか、民間企業を沢山取り込むほか無いが、関西メンテナンスにその実力があるかは不明。現状維持で精一杯なのでは無いかと考える。
将来企業価値投資を採用。5年後もROEが10%台を維持できればPBR1.0倍を仮定して計算したいところだが、利益の現状維持が続くと5年後のROEは6%ほどまで低下することになり、PBR1.0倍を達成できるかどうかは不明瞭。よって、5年後のPBRは0.8倍と仮定し、買い基準は660円、売り基準は984円。