2001年11月17日

新コスモス電機(6824)

会社概要

 家庭用ガス警報器でシェア約4割のトップ。その他工業用警報器、検知器等のセンサを開発しています。

2001年9月期半期決算時情報

セグメント別売上高
  売上高[百万円] 構成比[%] 増減率[%]
家庭用ガス警報器 4,012 55 23
工業用ガス検知警報器 2,034 28 9
業務用携帯ガス検知器 1,057 15 9
その他 178 3 -11
キャッシュフロー推移
単位[百万円] 00決 01上 01下 01決 02上
営業収入 ? ? 5,795 8,883 8,035
営業CF 662 616 -52 564 850
設備投資 244 60 77 137 207
オーナー利益 418 556 -129 427 643
投資CF -353 2 -45 -43 -207
事業CF 309 616 -97 521 643
指標

(株価 400円計算)

収益性
営業収入/人 ?万
OE/人 ?万
営業収入OE率 16.0%
総資産OE率 7.4%
株主資本OE率 9.4%
固定棚卸資産OE率 16.6%
売上原価率 58.5%
売上高総利益率 41.5%
売上高広告宣伝費率 ?%
売上高販売促進費率 ?%
売上高販管費率 32.0%
売上高営業利益率 9.5%
売上高経常利益率 9.8%
売上高税引前利益率 9.1%
売上高純利益率 5.0%
総資産棚卸資産率 15.6%
総資産売掛金率 20.7%
総資産買掛金率 9.4%
効率性
総資産回転期間 13.0ヶ月
売上債権回転期間 2.7ヶ月
棚卸資産回転期間 2.0ヶ月
固定資産回転期間 3.8ヶ月
安全性
自己資本比率 78.2%
有利子負債比率 0.5%
固定比率 37.5%
固定長期適合率 35.6%
流動比率 410.8%
当座比率 320.1%
成長性
営業収入成長率 160.2%
OE成長率 15.6%
割安度
PCFR 2.9倍
POER 3.9倍
PFCFR 3.9倍
PER 6.9倍
PSR 0.34倍
PBR 0.37倍
WCR 0.59倍
純当座資産倍率 0.86倍
PER×PBR 2.5倍
配当利回り 3.0%
時価総額 50億円

※OE=オーナー利益=営業CF-設備投資

収益性

 この会社はオーナー利益が上期偏重型なのですが何故でしょう?売上高は変わらないのでちょっと不思議です。半期決算ということでオーナー利益を2倍にして各指標を計算していますが、オーナー利益は上期と決算がほぼ同じなので1/2にしてみてください。

 税引前利益率は約10%。オーナー利益率は(1/2すると)約5%。収益性としてはまあぼちぼちといったところでしょうか。

効率性

 これも半期ということで売上収入を2倍にして計算していますが、今上期は売上収入前期決算並と水準が高いため、1/2程度にみておいたほうが良いかもしれません。

 総資本回転率は非常に遅いです。無駄な資産が多いことが原因でしょうか。もっと資産のスリム化を計ってもらいたいものです。

安全性

 行き過ぎといっても過言ではないほど、指数は良好です。倒産の心配はまずありません。

成長性

 指標ではたまたま好成績ですが、これは今期にたまたま家庭用ガス警報器の更新時期が重なったためです。実際にはほぼゼロ成長でしょう。ただ、

・市場規模が小さいこと
・トップシェアを握っていること
・定期的に更新需要が発生すること

から、非常に安定した業績が今後も見込めます。

結論

 割引キャッシュフローモデルで現在企業価値を算出します。

・前提
成長率 -1%
還元率 2%
現在資産 8557百万円
時価総額 5024百万円

  将来CF 企業価値 時価総額比
企業価値10年物 4259百万円 12816百万円 2.6倍
企業価値20年物 7418百万円 15975百万円 3.2倍
企業価値30年物 9762百万円 18319百万円 3.6倍

 売上規模100億円の小さな企業ですが、非常に安定している環境であることから30年物の企業価値を現在の企業価値と仮定することにします。

 この企業価値が10年間で株価に織り込まれると仮定した場合、年複利15%目標では株価360円以下が買い水準となります。現在の株価(400円)で投資した場合は年複利約14%が期待できます。

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