2008年07月10日
MEM16カ国、不安な新興国
サミット関連の話題で出てたMEM(主要排出国会議)。日本、アメリカ、カナダ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、ロシアまでがG8。残りのMEMメンバーが中国、韓国、インドネシア、インド、オーストラリア、メキシコ、ブラジル、南アフリカ。この16カ国だけで、世界のエネルギーの80%を消費。
で、思ったのが。投資するなら、これらの国だけで良いんじゃないかと。別に選択肢を限定する必要性はないんだけど、国によって法律も違えば制度も違う。全部追いかけていくのは労力的に無理かなと。そうすると、必然的に力の強い国にフォーカスするのが得策かと。力の弱い国は、急に通貨がドボンしちゃったり、政権が転覆しちゃったり、面倒ごとが多い。
さらに言うと、実際には日本と中国圏(韓国、台湾、東南アジア含む)でほとんど手一杯なので、それ以外の地域は、この地域にない業種のグローバル企業のみが投資対象になるのだろうと思う。
さらにさらに、製造業は個人的に嫌いなので、金融、ネット、広告、サービス等、自分のわかりやすい業種だけに特化しても良いように思う。よっぽど大きな時代のうねりは別にして。そうじゃないと、多すぎる情報のなかでまごついて、結局何の情報も処理できなくなってしまう。
「新興国株投信、大手行が拡充 浮上するブラジル、ロシア」(フジサンケイ ビジネスアイ)
今、一番警戒してるのがこれ。ブラジル、ロシアも最後の打ち上げ花火になるんじゃないかとすごく懸念してる。日本人が大挙して買い出したら終わり(日本人に限らず、だけど)、というセオリーはベトナム市場でも如何なく発揮されたし、資源高の浮かれ花火も、1、2年後には終わるかもしれない。
で、ずっと石炭株をいつ売るかで思案してる。理想は来年3月に石炭価格の大幅引き上げがもう一発あって、同時に2008年の超絶好決算(これは確定した未来)の発表が重なって、みんなが夢と現実を履き違えてくれたタイミングでこっそり退場。
でも、石油なんかでは増産のための設備投資がすごく跳ね上がってるというし、えんぴつ舐め舐めした皮算用より、ずっとコストが上昇してるのかもしれない。先進国の株式市場の状況も、少なくとも芳しい状況ではないはず。
もうひとつの懸念は新興国全体で、EEMは底割れしそうな様相を呈してきた。新興国は揃いも揃って高インフレに突入したので、高金利にせざるを得ない。高金利になれば、株式PERにプレッシャーが掛かるのは当然のことなので、PERの低下に直面するのは必然。
いろんなところで逆風が吹き荒れ始めてる。PERの低下局面で買ってPERの拡大局面で売るのが投資の鉄則。上手に現金を残して、上手に現金を使おう。
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