2008年08月07日

苦情もガリバー、難しい意識改革、レバレッジ

最近、つらつらと低PERランキングや低PBRランキングを眺めたりする。ガリバーなんて会社もちゃっかりランクインしてたり。業績のほうは2005年に頭打ちになってから厳しそう。禁じ手の販売に乗り出しちゃった辺りに苦境の度合いがわかるというもの。でもってさらに頭が悪いのが、ガリバーの販売部門の評価が散々なこと。客の足元みて安値で買い叩くことと、質の悪い車を騙して客に売ることは、似てるようで実際には全然悪行レベルの違うことなので、販売部門の悪評が買取部門の足を引っ張って…の悪循環に陥るかもしれない。

買取専門なんて話になるとアイケイコーポなんてのも思い出してしまう。こちらのバイク買取はまだ業界のパイの天井にぶつかってないみたいで相変わらず絶好調みたいなんだけど、こちらも販売に進出して損を出したり、バイク駐車場に進出して損を出してたりと、業界環境が悪くてもがいてるガリバーを彷彿としてしまうもがきっぷり。普通に考えると、儲かるからビジネスを拡大するわけだけど、相変わらず損失続きのバイク駐車場ビジネスにせっせと稼いだお金を投入し続けてるのは何でだろう?傍目には、ドブにお札を投げ入れてるようにしかみえない。

最初から、規模の利益を皮算用に入れるのは、マゴさんみたいなペテン風大風呂敷商法の天才がやるべきであって、マゴさんみたいに勉強熱心でもなければ、人の心を動かす天才的ペテン話術もないのなら、やめておいたほうが良いように思う。特にバイク駐車場ビジネスなんてものは、小さく生んで大きく育てるにはベストともいうべき事業なのに、損失続きのまま拡大する意味がわからない。損を出し続けながらパスタ店を出店し続けた、某4℃の宝石屋さんを思い浮かべてしまう。

買取ビジネスはさや取りビジネスなので、業界のパイの天井にぶち当たってしまったら、あとは抗わずにそれに沿って淡々とビジネスをし続けて、お金は淡々と自社株買い&配当にまわせば良いと思うのだけど…。


バリュー重視から、ファンダ&バリューのフィルターをかけたうえでのトレンドフォロー投資に軸足を移したいんだけど、なかなか気が進まない。PER5倍の某株を売りたくないとか、いろいろ、いろいろ…。だってPER5倍だよ?業界環境も、業績も、一応問題なさそうだよ?とか思ってしまうと、売るに売れない。

逆張りから順張りに変えた場合の最大のメリットは、レバレッジが使えることだと思ってる。昔はレバレッジ=悪、くらいのイメージだったけど、今はレバレッジは要は使いようだと思ってる。逆張りにレバレッジを使うのは確かに頭が悪いので、バリュー投資家の大御所がレバレッジに否定的なのは正しい意見だと思う。

バリューフィルター付きトレンドフォロー、確定した未来の好業績とその未来に対する市場の高評価が確信できる時の長期逆張り、現金余りの時の裁定取引、V字回復狙いの短期逆張り、市場全体が暴落した時の短期逆張り。レパートリーはこんな感じになるのかなぁ。

考えてみると要するに、未来の好業績と、その好業績に対する市場の高評価の両方が確信できる案件など滅多にない、というところに、安直な逆張りに対する限界があるのだろうと思う。丸ごと買収できない限り、市場の評価からは永遠に逃れられない。そこを担保したいがために、トレンド(需給)を意識せざるを得ないのだろうと。

まあ、とにかく、年内までに意識改革できたら良いなぁ。


レバレッジに関しても、いろいろ考えないと。そもそも、右肩あがりを前提にすると、リスクが定義できないような気がする。リスクが定義できないと、どこまでレバレッジを掛けてよいのかが、求まらない気がする(ノーリスクなら最適レバレッジはもちろん無限大になる)。上昇トレンド時の一時的なドローダウンから計算するのかな?うむ、本格的にレバレッジを考えたことはなかったので、破綻リスクゼロ、大損リスクゼロに抑えつつ、最大限レバレッジを掛ける場合の頃合いというのがわからない。レバレッジ2倍までならコントロールできると思うんだけど。ちょっと試しで、ができないのが難しいかな。ちょっと試しでレバレッジ掛けすぎて退場になったら困るしね。

値動きの振幅もレバレッジと同じ効果を生むので、(市場平均に対して)振幅の大きい銘柄を率先して選ぶのも、レバレッジの亜種と考えて取り入れたほうが良いかもしれない。

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