2008年11月19日
早すぎ、インフレ連動債券、もぐら叩き全盛期
バリュー投資家ってのはいつだって行動が早すぎるもんだけど、かつてITバブル崩壊に早掛けしすぎてファンドを畳まされたタイガー・タイガー・じれっタイガー(byタイガー&ドラゴン)のジュリアン・ロバートソンは、相変わらず中国ネット株を早買いしすぎてる(笑)。
彼が中国ネット株は買い(3月の急落時&10月の急落時)、って言うたびにちょうちんがついて値上がりしてたので密かにコンニャローと思ってたんだけど、それにもめげずに中国ネット株は順調に値下がりしてくれたのでよし、よし、と思ってたら…。
とうとう僕自身が、「バリュー投資家ってのはいつだって行動が早すぎるもんだけど」な罠にはまって中国ネット株を買ってしまった…orz。12月まで待ったほうが安く買えると思うんだけど、何これ安いスイッチが入ってしまって、マウスのボタンぽちっとなの誘惑に勝てなかった。正確に言うと、来年になればもっと安値で買えると思う。
ヤフーじゃぺんの2000年から2005年のチャートをみて、果たしてどう行動するのが一番良いのか考えると、僕には答えが良くわからない。
1)今の株価は200
2)将来、株価は500になる
3)でも目先、株価は100になる可能性が80%ある
バリュー投資家は、200と500を比べて、安いと思って買ってしまう。内心、目先100になることは薄々わかってるのに(それすら気付かない人は案外幸せ者なのかも…)。何という悲しい生き物なんだろう。今のうちに売れ、売れと僕の中の僕がうるさいので、今夜、売るかもしれない。
みゃーみゃー今、買い場かどうかは全然別にして、マーケットが大きくなっていくことがわかってる業種の会社は、無限ナンピン特攻隊には良い対象だと思う。ナンピンしていったら倒産しました、な銀行とかよりは(笑)。
今でも株は必ず上がるもの、という雰囲気は残ってるけど。やはり、株が今まで右肩あがりで来られたのは、経済成長という前提条件があったればこそ、だと思う。不動産の値上がりは、人口増(集中)があったればこそ。それらの前提が無くなれば、株や不動産はインフレ連動債券に成り下がると考えるのが自然。
インフレ連動債券を脈々と売買するのも別にありだとは思うけど、これまでの前提条件が続くカテゴリだけを扱ったほうがより良いとは思う。つまり、経済成長が続く地域、続く業種。そう考えると、地域としてのターゲットは新興主要国(同じ新興国でも、弱いところはいつまで経っても搾取される側=負け組だと思う)、業種は成長が続いてるネットや消費関連、その他。
そんなことを考えてか考えずにか、兄の自分年金用にEEMを選んだけど、正直お値段が少々お高いと思ってたので、昨今の暴落で漸く安心できる水準に近づいてきた。というか、9月中旬まで待って第1弾を買ったのに、早速-40%つーのは何なんだ(笑)。9月までちゃんと待ってこれだもんな…。予め分割買いを決めてなかったら、洒落にならんかったぞ。公的年金並に成り下がる可能性すらあった。危ない、危ない。
母親はもう儲けなくてよろし、ということで2006年から全分散にしてたんだけど、これもスタートから-33%ってんだから参っちゃう。もうひとつ参っちゃうのは、全分散は全分散で、全分散の戦略に沿って運用するのが筋、と思って僕の相場観は一切入れてないんだけど、やっぱり不動産REITは暴落しちゃったな…とか、外債はずせば良かったな…とか、相場観を入れたほうが幾分ましになることをすべきか否かというのは、過去も将来も、結構考え込む問題ではある。
僕がこけなければ別に些細な問題だと考えてたけど、僕までバッタリこけたので(苦笑)、余計にそう思う。
今はもぐら叩き(上がったら空売り)で簡単に儲かる相場だと思うんだけど、2005年まではストップ高を買ってけば儲かる相場だった訳で、こういったことをやるには大局観は大切だなと思う。ネットを賑わせた中級クラスのトレーダーさんたちは軒並みバッタリこけた。みんな買いが得意だった訳だ。
逆張りはレバレッジとは絶対に相性が悪い。逆張りナンピンは、予め計画したもの以外は、大概いつかは大損に発展する。逆張りって、オプションの売りに似てるところがある。勝率高い、○年に一度の惨事で死亡…。
そうそう、世界でいちばんトレーダに向いてる市場は、オプションだと思う。流動性がちょっと足りまへんがな、という人もいるかもしれないけど。ぼらちりてぃが最高傑作な商品なので、相場観に優れてる人はすぐに億万長者になれる。相場観に優れてない人は、すぐに無一文になれる。売りだと借金こさえちゃうので、買いオンリーでOK。コールの買いとプットの買いがあるので、買いだけで問題はない。競馬やパチンコよりずっと社交性射幸性が高いので、ギャンブラーな方にお勧め。って人の人生を壊しちゃいかんか。
眠いのも嫌なので(為替は24時間無休でしゅ、為替やってる人いつ休んでるんだろう)、日経先物、オプション、日経225銘柄あたりで、デイトレのネタが思いつけば良いのだけど。
こんばんは。ご家族の資産運用はプレッシャーかかりませんか?まあ僕もおんなじようなもんですが。株はなんにも楽観的なことないですが、しいて言えば安くなることですね。 当り前か。サッカー後半始まるんでこのへんで。あした仕事キツイかも。
昔、自分の相場観で親のお金を一部運用してて、それは相場が良い時期だったので儲かって終わったので良かったのですが、その時、人のお金を運用するのは性格的にあまり向いてないと感じたので、それ以降は借り入れして自分のリスクとするか、他はパッシブ運用にしようということで、母親と兄の資産運用は今の状態になっとります。
パッシブ運用ということとリスクの話もちょこっとはしてるので、おかげさまでプレッシャーはあまりないです。自分の相場観でアクティブ運用してたら、今頃さらにゲンナリしてたと思います(笑)。
EEMの買い付けタイミングにはまだ相場観を使ってますけど、これも残り3回分のタイミングを計り終わったらあとは野となれ山となれ、の35年放置運用なので、35年のスタートにしてはまあまあ良かったんでないの?と勝手に思い込もうと目論んでます。
ではでは、お仕事頑張ってください。
私もEEMちょこっと買いました。が・・・これは超長期放置前提なのでVWOというのがあるのに気が付いて、今さっき買い換えました。(笑) やっぱちょっとくらいの流動性の違いより信託報酬が安いほうがいいかなと。何、35年後には十分な流動性ですよ。^^ 今でも1注文100万円分くらいなら、成り行きでもあまりインパクト与えないみたいです。
国内証券会社でも、少なくともSBIと楽天で扱ってます。
ただしNAVと分配金が微妙に違います。・・・・償還されずに長期に続くとして、どちらが良いかは本物の^^パッシブ投資家の研究を待ちますかね。
VWO、いつの間にやら楽天でも扱い始めたんですね。VWO、信託報酬安いなぁ。EEMより0.5%も安いなら、VWOに乗り換えたほうが良さそう。教えてくださり、ありがとうございます。
次は、オールカントリーなETFをiShares系でもバンガード系でも良いから、早いところ日本の証券会社でも買えるようになると嬉しいです。
オール、先進国、新興国、各国、業種と、ETFが揃い踏みしたら、普通の人にとっては、ETFを売買するだけのほうが良いでしょうね、きっと。
オールカントリーなETFとおっしゃると、TOKとかIOOですか?VWOさへあるのですから、それらなら既に扱われてます。^^ EWA, EZAなどの地域物や、不況に強い(弱さが少ないと言えばよいのか^^)KXIなどのiSharesの業種別、ICLNなどのテーマ、現物魅力をわざわざ受益証券という紙(いや電子か?)で買うGLDも国内証券会社で扱われています。
https://trading1.sbisec.co.jp/ETGate/WPLETmgR001Control?OutSide=on&getFlg=on&burl=search_foreign&cat1=foreign&cat2=none&dir=info&file=foreign_etfforeign.html
http://www.rakuten-sec.co.jp/ITS/investment/in09_topix_07.html
http://www.monex.co.jp/FundGuide/00000000/guest/G678/trt/etf_in.htm
http://www.uwg.co.jp/jp/html/service/china/information/index_list/meigara_TOSIN/
この4社の競争で最近かなり増えたようです。
香港市場でも "領先" とか "I股" とかけっこう上場されてるんですね。私も今知りました。^^
いえいえ、iShares系でいうところのACWIと、あとティッカー忘れてしまいましたがiSharesの先進国23ヶ国ETF、ですね(TOK22カ国+日本)。信託報酬の安さからすると、ヴァンガード版のほうがさらに良いみたいですが。先進国ETFは香港では出てたと思いますけど、リクソーは信託報酬が高めなのでちょっと…。
順番からいうと、ACWIが先にETF化されてもおかしくないと思うんですけど、米でETF化されたのも遅ければ、日本に入ってくるのもどうやら遅そうで、何だか不思議な感じがします。
お忘れだったのはIWRDでしょうか。日本の経済と直接利害関係のある日本居住者はTOKとTOPIX ETFの組み合わせが、比率が調整できて良いかもです。
ACWIは出来高がちょっと^^; はやらなければ償還されて消えていきがちな商品の世界だろうし、出来高が増えなければ日本証券会社では採用しないでしょうね。ETF化が遅かったのは需要が無いと思われ(または調査され)ていたのが当たっていたという事で。
時価総額なりですが、それでも外国先進国、新興諸国、日本を、TOK+VWO(EEM)+TOPIX ETFで国内証券会社で自由に比率を変えて投資できるようになり、少しは良い時代になってきたと思います。
確かにTOK+TOPIX+VWOで世界の株式を低コストでごっそりまるごと買えるようになっただけでも、それ以前と比べれば随分と進歩しましたね。
とりあえず株買っとけば?という時期に、TOK+TOPIX+VWO買っとけば?というのは面倒なので、ACWIがあればACWI買っとけば?のひと言で済みますし、買う時は買う時で1つ買えば済むので便利だと思うのですが、世の中にはそういった需要はあまりないのですね…残念。
>次は、オールカントリーなETFをiShares系でもバンガード系でも良いから、早いところ日本の証券会社でも買えるようになると嬉しいです。
楽天、SBI、マネックスで結局VTが扱われるようですね。これで、VT買っとけば?のひと言で済みます。^^
↑のコメントのころより少し上がっちゃいましたね。為替はあまり変わりませんが。
VT来ましたか。これで国内証券onlyの人も便利になりましたね。