2009年04月04日
将来の大雑把な見通し
債権国にとってはデフレ(&通貨高)が望ましく、債務国にとってはインフレ(&通貨安)が望ましい。アメリカが1970年代の不景気時にインフレを仕組んだのは、アメリカにとってそれが望ましかったから。日本のバブル崩壊後がデフレだったのは、日本にとってそれが実は望ましかったから!?実際のところ、中国や東南アジアの人を安月給で働かせることができたので、物資的にはバブル崩壊後も一貫して日本は豊かなままである。
アメリカの2008年以降の政策は、頑張ってドルを毀損させて、名目上の土地価格の下落を無理やり止めるであります!何も知らない大衆からこっそりお金をくすねて、ウォール街のお友達を助けるであります!と高らかに宣言してるので、その路線を突き進むと思う。バフェットは、1970年代より酷いインフレになると言っちゃう始末。
その1970年代。大底を打って急騰した後は、インフレのフォローと景気低迷&高金利のアゲインストの綱引きで、株価は10年近くボックス圏内を行ったり来たり。日本株の1990年代にイメージは近いけど、インフレのおかげでちょっとずつ切り上がっていく感じ。
高金利に襲われたのが大底から約5年後。その後、5年間ほど10~15%の高金利に悩まされる。資源高が終焉したのが、この高金利の時代。
業種的には、資源株が、大底後の急騰も、その後の高インフレ時代までも何とか切り抜けられるので、万能細胞的な業種。バフェットがコノコ(原油株)を買ってるのは、この辺りを見越してるのだろうと思う。もちろん、ジムさん的な資源先物でも問題ない。
あとは、どの時代にも通用するから当たり前だけど、成長途上の企業は安値で仕入れておけば当然ながら問題がない。この分野は中国株に多く存在したけど、今は株価が上がってしまったので何ともいえない。
1970年代や2000年のITバブルはほぼ2年で大底圏突入、1930年代や1990年代は3年で大底圏突入。1930年代と1990年代に共通するのはデフレだったこと。アメリカのインフレホイホイ策が成功するなら、2009年10月~12月で大底を打つ可能性もあり。
不動産価格があと30%下落する可能性があるというのなら、先んじてドルを30%毀損させれば不動産の下落を止められるので、金融機関の不良債権はもう増えなくなる。バランスシートを無理に分離する必要もなく、足りない資本を注入するだけで終了(金融機関に関しては、ね)。
アメリカ株に関しては何となくイメージできるけど、日本株はどうなるのかなぁ。円がインフレを起こすというのはまったくイメージできないし。僕にとっては、高インフレになるくらいならデフレなままのほうがありがたい。今まで通り、デフレ路線でいてくれると嬉しい。そうすると、株価のほうもあんまり上がらないことになるけど…。
ドル円に関しては、金利差が広がった時に、前みたいに数字上のあやに騙されて高金利にミセスニッポンが走るのか(円安)、前回でもう懲りて円高水準に留まるのかわからない。100円くらいに留まってくれると、為替の計算が楽で良いのだけど(笑)。